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菊名物語 6 金融機関の選定(その2)

カテゴリー:建物の手帳 

私の37年間のキャリアでのことですが、500件以上の案件の建築資金づくりは、政府系金融機関[中小企業金融公庫・国民生活金融公庫・住宅金融公庫・商工中金]の融資でした。金利が民間より金利がはるかに安い・全期間固定・手数料ナシ・保証料ナシ・登録免許税がかからない・貸し剥がしない等、良いこと尽くめだからです。

しかし小泉内閣の行政改革は、政府系金融機関から、公的融資の縮小による民間金融機関への移行でした。

平成19年4月1日、住宅金融公庫から住宅金融支援機構への移行、平成20年10月1日、国民生活金融公庫・中小企業金融公庫から㈱日本政策金融公庫[略して日本公庫]への移行と商工中金の株式会社化が行われました。

その結果、公的融資の利点が縮小したり、失われたりしました。

特に賃貸住宅融資への影響が大きく、地方自治体の住宅融資制度も縮小・廃止になりました。

住宅金融公庫から住宅金融支援機構の融資も金利[35年3.15、15年2.64%]も安くなく、対象条件も狭く[単身者用廃止]なり、日本公庫・商工中金も、近い将来、変わると願っていますが、現在、積極的ではなくなりました。

そのため、今回の菊名プロジェクトでは民間金融機関の入札によって、金融機関の選定を行いました。